歯周病(歯槽膿漏)は薬で治り始めます

歯周病(歯槽膿漏)の原因はカンジダアルビカンス(カビ)と、小さなバイ菌です。どちらも、 ほとんどの人に存在する常在菌ですが、異常に数が増えると歯周病(歯槽膿漏)や虫歯を発症します。

歯周病(歯槽膿漏)は薬を用いて、ていねいに歯をみがきます。

薬とていねいな歯みがきの効能

口臭がしなくなる
歯がつるつるになる
歯がしみなくなる
歯が動かなくなる
歯茎がピンク色になる
睡液のねばねば感がきえる

口腔内感染滅菌・真菌(カビ)除去療法の自費診療について

位相差顕微鏡検査の結果、口腔内にカンジダ・嫌気性菌・好気性菌・歯肉アメーバーなどの菌の感染が認められます。

上記の微生物が異常繁殖しているため、お口に色々な症状が出ています。このような微生物を除去する治療をおすすめします。

残念ながら、上記の微生物を除去するという治療は、制度の関係で健康保険から給付が受けられません。  

そのために、除去療法をおこなうには自費治療となります。
左図の左の画面(治療前)で、糸ミミズのようにちぢれていて動いている菌は歯周病菌です。この菌は、お口の中で一番悪い菌と言われていて、歯茎が腫れたり出血したりします。ひどい時は歯がグラグラになって、抜け落ちてしまうという怖いバイ菌です。

また、歯茎が出血していると、そこから血管内にこのバイ菌が侵入して、脳や心臓に運ばれて、脳梗塞や心臓病の原因になります。また、糖尿病や女性なら早産になりやすいのです。

実際にこれらの病気にかかっている人のほとんどは、このバイ菌がお口の中や血の中に存在していたという、研究結果もでています。しかも、この菌は空気を嫌う菌なので、歯茎の中深いところに漕りこんでいますので、歯磨きをしてもほとんどとれることはありませんが、ある薬を飲めばなくなるのです。
お口の中でもう一つ悪いものがいます。それはカビです。カビは黒く木の枝のようで動きはありません。カビは磨き残した食べかすが熟してくるとできます。ベタベタしているので、周りにある細菌がくっつき、より大きく長くなっていきます。そうすると、ムシ歯や歯周病、また口臭の原因にもなります。このカビを除去すればひっついていたバイ菌も一緒に除去することができます。

カビは歯と歯茎の境目にいますので、そこを中心に丁寧に歯磨きをすれば除去できますが、カビを除去する専用の歯磨き剤を使用すると、簡単に早く除去できます。